ひと昔前、地下やトンネル内、厚い壁で覆われた建物内部は携帯電話の電波が届きにくい場所でした。
しかし現在、携帯電話を用いて通話・データ通信できない場所はほとんどありません。
それは電気・電気通信工事のプロフェッショナルである当社フクデンの努力と技術の成果です。
携帯電話の受信感度向上は、他でもなく携帯電話機と電波を直接交信する「基地局」の数が着実に増やされ続けているからであり、基地局の設備が、携帯電話機の進化に敏速対応しているからです。こうした基地局の新設や設備変更のコアとなる電気・電気通信工事をフクデンはワンストップで担当し続けてまいりました。
また1990年の創業当時から兵庫県西宮市に本拠を置く当社は、1995年に起きた阪神・淡路大震災において情報通信網が寸断されてしまった都市の姿を目の当たりにしました。そのような事態は、決して繰り返すわけにはまいりません。そう誓ったのです。
「いつどこでも、つながる、はなせる。」
それは私たちフクデンの事業テーマであり、お客様にとってそんな存在でありたいという切なる願い。
いまや自体を問わず安全確実に機能する通信設備は国や各地方自治体が都市に求める必須条件です。
こうした行政の意識の方向性は当社にとって、有望な前途を予感させる追い風のひとつです。
今後も当社フクデンは移動体通信技術の多様化と進歩を俊敏に捉え、あらゆるケースに最適な施工技術・インターフェイスをコーディネートし続けてまいります。